2009年2月18日水曜日

私の場合のオソ系勉強会への参加に対するスタンス

つい先日オソのイベントが東京であったばかりだが,今年は一つも参加できていない.

今年もまだ10ヶ月以上残っているので,勉強会にどこかで参加することになると思う.特に私の場合いろいろ身辺にやばいところがあるので,いろんな人との交流には意味がある一年だと思うし.

考えてみると,こないだ関西でのDebian勉強会に行ってきたのが最後なので,そのとき思ったことを,すこし考えてみたい.

会はオマケで,本当に意味があるのは継続することだったり,そのあとの飲み会だったりするので,それならまったく問題はないのだが...正直「なんでこの人は参加したんだろう?」と思う人が参加していた.それだけ敷居が低くてすばらしいともいえるのだが,どんな会であっても,たいていの会はほんのちょっとの努力でそこから得られるものはうんと大きくなると思われる.

そんなわけでまず一般的な話.

  • 興味のある題名や発表者について,配布されている資料が事前にあればなるべく読んでおく.これは学会の場合でも言えることだが,発表前に論文なりproceedingsなりが配られている場合は読んでおく.当然ながら,わからないことは聞く準備ができているので問題ない.
  • ないなら,発表者がどんな人がぐぐっておく.最悪発表直前でも構わない気もする.
  • それも面倒なら,主催者,座長に挨拶しておく.正直いって座長は気配りをしまくる人が多いし,その分野を良く知っているし,ほぼ例外なく事前に出ているproceedingsを読んでいる.発表者のプロフィールが頭にはいっていることも多い.そんな人の知識を活用しない手はない.
オソでの勉強会をもっと活用する話
  • オソでの勉強会とひととことで言っても実際はいろいろ.同じ団体であっても,今回は初心者向け,今回は内輪の勉強がメイン,などなどいろいろ違う.
  • そこで素直に主催者や座長にターゲットを聞いておく.聞いてもわからないときは,それでも行ってみたいときだけにしておいたほうがいいと思う.もっと適した会を紹介してくれることも多いはず.
  • 一時期「学会(の研究会)がダメで勉強会がすばらしい」,みたいな意見もちらほらあったけれども,個人的にはそんなのケースバイケースだと思います.単にそういう発表があっただけじゃないかと.
  • 賞賛される勉強会は深い(時に重箱の隅をつつくようなライブラリなどの)知識が披露されたりする場であったり,たんなる愚痴であったり,宣伝であったり,経験談であったり,幅広い.そしてそれこそが聞きたかった! という場合も多々ある.
  • そういう意味でも逆に主催側がやるべきなのは,話すやつは誰なのかを出すこと.そして話す奴が宣伝をしたいなら宣伝をばんばんやらせることなのではないでしょうか.

2009年2月17日火曜日

debian(linux)+windows+macosxが混在している人むけのソフト

ふとこんなinstalling linux software 101 for windows users記事を見たのでちょっと書いてみるか.
自分は現在のところ,Macosxが目のまえ(Xサーバ)で,会社で生きていくにはWindowsで,プログラムしたりネトワークをさわるならDebianだ.
意見と批判は大歓迎.が,すくなくとも自分はこうしている.
とはいえ元の記事はかなりザックリしてるんだが..
  • いきなりだが,Xを使ってそのままシームレスに生きていけるならそのまま使えばよい.
  • MS office仕事は誰がなんといおうとWindowsのofficeでやる.VMwareいれればOS間はシームレスに移動するので問題なかろう.Windowsでやるというのはとても重要.まずすくなくともMS Mac office 2008は絶望的にひどい.ひどすぎる.その見た目,そしてマカーは気がつかないうちにMS officeの文書を破壊するのがまずい.Openofficeで統一できればいいが,それは無理だろうから,MS office仕事はあーだこーだいわずにWindowsのMS officeを使用すべき.
  • もし運よく/悪く TeXで仕事ができるなら,その文字コードはSJISを使うべき.そうしておけばMacのTeXShopでやろうと,WindowsのWinTexであろうと問題はない.UTF8は考えないほうがいい.化けたりなんだりで頭がいたくなる.nkf -s 重要.
  • Fileの交換はrsync 3.0以降で.http://donrails.araki.net/archives/id/6297 に書いた通り,rsync --iconv=UTF-8-MAC,UTF-8 が基本特に日本語ファイル名使っているなら
  • VMwareを使う.なぜならVMWareならMacでもLinuxでもWindowsでもimageが動く.いざというときを考えると.VirtualBoxはGPLだからソースあるし何でもできるぜ,,と本気で思いそうになっていたことが俺にもありました.いざVMwareのimageからVirtualBoxのimageに変換しようとしてqemuいれたときは2G越え問題があったり,いつまでも変換がおわらない問題(メモリ足らん?)にはまりました.
  • 会社のwebを見るのはWindowsのIE6を使う.
  • 必死にFF3を使うのは当然のなりゆき.それなら,AutoAuthは必須といっていい.これがあればdomain認証前提のwindows環境でも生きていけるかもしれない.IEView, Safari Viewも必須かもしれない.
  • Editorは自分の場合はEmacs必死なのだが,windowsではどうにも使う気にならない..なんでだろう.
  • 暗号化はTrueCryptできまりだろう.さもなければpgpくらいしか使いもんにならない.
(以下追記)
  • Mail.何でも好きなものをIMAPで使えばいい.
  • Exchangeの利用. 俺のようにExchangeの内容を外に出すのはまかりならん,という人はあるいみ絶望的かもしれないが..MailはIMAPで読めばいいけど,スケジュール管理は正直頭がいたい.素直にOutlookを使えばいいと思う.Outlook Web Access をもしExchange管理者が用意してくれているのなら,スケジュール管理くらいはwebをつつくのがいいと思う.というか,OWAくらいインストールしてくれーと,言ってみていいと思う.
  • (Exchangeの内容を外に出すのは自由だぜという人なら,calenderserverでもgoogleカレンダーでもすきなものをつかってsyncすりゃok.そんな人は http://donrails.araki.net/archives/search?q=gcal)をよんでくれす.
  • FF3を必死で使う理由はなんといってもこの3つどこででも動くこと.そしてブックマークの管理も頭が痛いところだが,Delicious Bookmarksなりhatenabarなり使えばよいと思われる.
  • Blog editorもなんでもいいと思う(一長一短がありすぎるので)が,どこででも動くという意味では,ScribeFireというFFのaddonを使うことが多い.たまにxfy blog editorも使うけど,Javaだし.