2009年3月27日金曜日

US的医療亡国論?

日本では規制が多すぎ(Nurse Practitionerがダメなので医師に負担が集中しすぎ,ドラッグラグの問題,医者の国際流動性不足,ほとんどムリムリな加入者の増加による一部の健全な加入者への負担集中)ではあるが,usではヘルスケアがスモールビジネスの一番の敵であるという話.

The Medical Quack: Healthcare Is the Number-One Enemy of Small Business – US Small Business Administration
Chad Moutray, chief economist and director of the Office of Economic Research at the U.S. Small Business Administration's Office of Advocacy, discusses the top priority issue for small business owners--healthcare.

みじかめのビデオなので興味のある人はぜひ.

日本では健康保険がスタートアップの妨げになるとは聞いたことがない.老人医療費用向けの拠出が大きくなりすぎたために,あるていど大きなところが解散するのはここ数年増えているけれども,政管健保という受け皿があるわけで.
個人的には仮に日本以外に行くとしたら必ず考えることだなあ.

レセプトの電子化に反対している人もいるね,そういえば.レセプトソフトを無料でくばれと主張している人もいるのだが,そんな人は日医がつくって配ってるORCAなんて不都合な活動なんでしょうか.Debianはむずかしいですか?

医療費のうち事務費用につかってる部分は徹底的な効率化をはかってもらいたいので,健保団体が手書きでもokです,というところが今まで生きのびてきたことが不思議だ..

NGN/IMSをつかったヘルスケアプラットフォームの研究を大学でおこなっている自分としては,こういう周囲の動きも気になるところなのでした.

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